結論:貯まったポイントは、買い物や交換に使うほかに、寄付に使うこともできます。dポイントは1ポイントから1ポイント単位で寄付でき、期間・用途限定ポイントも使えます。Pontaポイントは特典交換の「社会貢献」から1口50ポイントで申し込めます。dポイントは申し込み後のキャンセル・変更ができず、領収書・受領書も発行されません。Pontaは寄付先ごとのページで条件を確認してください。寄付金控除を受けたい場合は、ポイントではなく寄付先へ直接寄付する方法を検討します。(確認日:2026年10月6日)

この記事は、少額のポイントや有効期限が近いポイントを持っていて、「買う物がない」「無理に買い物はしたくない」という人向けに、ポイントを寄付に使う方法と、寄付の前に確認したい条件をまとめたものです。買い物や交換で使い切る方法は期間限定ポイントのおすすめ使い道と分散したポイントをどう整理する?で解説しています。

ポイントを寄付に使う方法がある

共通ポイントには、ポイントサービスの公式サイトに寄付のメニューを用意しているものがあります。貯まったポイントを1ポイント=1円などに換算し、ポイントサービスの運営会社を通じて寄付先の団体へ届ける仕組みです。2026年10月6日時点で、公式サイトで受付を確認できた主なものは次のとおりです。

ポイント寄付の窓口寄付できる単位
dポイントdポイントクラブ「寄付につかう」1ポイントから1ポイント単位
PontaポイントPonta特典交換「社会貢献」1口50ポイント
VポイントVポイント募金1ポイントから1ポイント単位
楽天ポイント楽天クラッチ募金受付中の募金ごとに確認

寄付先や受付期間は入れ替わります。申し込む前に、各サービスの公式ページで「現在受付中か」を確認してください。

dポイントを寄付する方法

項目条件
最低ポイント数・単位1ポイントから1ポイント単位
換算1ポイントの利用で1円が寄付される
使えるポイントdポイント(通常)と、dポイント(期間・用途限定)の両方
必要なものdアカウントまたはネットワーク暗証番号、dポイント利用者情報登録
認証dアカウントで申し込む場合は、2段階認証のセキュリティコード入力が必要(SMSまたは登録したメールアドレスに届く)
キャンセル申し込み後のキャンセル・変更はできない
領収書領収書・受領書は発行されない

通常のポイントと期間・用途限定ポイントをあわせて使う場合は、失効までの期間が短いポイントから使われます。失効日が同じ場合は、期間・用途限定ポイント、通常のポイントの順です。

dポイントの主な寄付先

  • こどもの未来応援基金子ども食堂や学習支援など、子どもを支援する活動に使われます
  • 日本赤十字社災害への対応や人道支援の活動に使われます
  • 日本対がん協会・日本ユネスコ協会連盟・BHNテレコム支援協議会がん対策、文化や自然の継承、開発途上国の支援などの活動です
  • 地域や災害の支援令和6年能登半島地震・豪雨災害の復興支援募金、各地のこども食堂の応援募金などがあります

このほか、災害が発生したときには被災地支援の募金が設けられます。寄付先は追加・終了されることがあるため、申し込み時点の一覧を確認してください。dポイントのほかの使い道はdポイントの使い方とは?で解説しています。

Pontaポイントを寄付する方法

Pontaポイントは、公式の「Ponta特典交換」にある「社会貢献」カテゴリから寄付できます。商品と同じように、寄付先を選んで数量を指定して申し込みます。

項目条件
交換単位1口50ポイント
換算1ポイント=1円に換算して寄付される
領収書2026年10月6日時点で掲載されている9件の寄付先ページすべてに、領収書は発行されないと記載されている
取り消し寄付先のページには記載がない。申し込む前に、Ponta特典交換の案内で確認する

受付中の寄付先(2026年10月6日時点・9件)

  • WWF(世界自然保護基金)
  • 国連UNHCR協会
  • LIGHT UP NIPPON
  • エコロジー・カフェ
  • 日本盲導犬協会
  • 国連WFP 緊急食料支援
  • KFC×Ponta 国連WFP「学校給食」支援
  • ESAアジア教育支援の会
  • ブリッジ エーシア ジャパン

災害支援など、期間を決めて受け付ける寄付は、終了すると一覧から外れます。過去に実施された寄付の案内や実績の報告が検索で見つかることがありますが、申し込めるのは特典交換の一覧に現在掲載されているものだけです。Pontaポイントのほかの使い道はPontaポイントの使い方とは?を参照してください。

その他のポイントでも寄付できる?

dポイントとPonta以外にも、公式サイトで寄付のメニューを確認できたサービスがあります。

  • Vポイント「Vポイント募金」で、1ポイントから1ポイント単位で寄付できます(1ポイント=1円換算)。日本赤十字社やWWFジャパンなど、複数の募金が受付中です。一度寄付したポイントは戻せず、利用者個人の税制上の寄付金としては扱えないと案内されています
  • 楽天ポイント「楽天クラッチ募金」は、楽天ポイントも使えるインターネット募金です。募金ごとに受付期間が決まっています。2026年10月6日時点で受付中の3件のページでは、手続き完了後の変更・取り消しはできず、領収書の発行と寄付金控除の対象にならないと案内されています
  • Gポイント・セブンマイルプログラムこども家庭庁の案内では、dポイントのほか、Gポイントとセブンマイルプログラムからも「こどもの未来応援基金」へ寄付できます。ただし、Gポイントは不正アクセスの影響で2026年9月25日からサービスを停止しており、再開時期は未定です(Gポイント公式のお知らせを2026年10月10日に確認)。Gポイントからの寄付は、サービスの再開後に公式サイトで確認してください

ここに挙げていないポイントでも、寄付に対応しているサービスはあります。持っているポイントの公式サイトで、「寄付」「募金」「社会貢献」などのメニューがあるかを確認してみてください。

期間限定ポイントを寄付できる?

サービスによって違います。dポイントは、公式ページで期間・用途限定ポイントも寄付に使えると案内されています。一方、ほかのポイントで期間限定ポイントが寄付に使えるかどうかは、それぞれの公式ページや申し込み画面で確認が必要です。dポイントのルールが、ほかのポイントにも当てはまるとは限りません。

期間限定ポイントの有効期限や使える場所の違いは期間限定ポイント5種を比較で整理しています。失効日の管理方法はポイントの有効期限を管理する方法を参考にしてください。

ポイント寄付で税金の控除は受けられる?

⚠ ポイント寄付と寄付金控除
  • dポイントの寄付では、領収書・受領書は発行されません。公式ページでは、寄付金控除を希望する場合はポイントでの寄付ではなく、直接基金へ寄付を申し込むよう案内されています
  • Pontaポイントの寄付では、2026年10月6日時点で掲載されている9件の寄付先ページすべてに、領収書は発行されないと記載されています
  • Vポイント募金は、利用者の寄付を税制上の「寄付金」として扱うことはできないと案内されています
  • 楽天クラッチ募金は、受付中の3件のページで、領収書の発行と寄付金控除の対象にならないと案内されています(2026年10月6日確認)

今回確認した範囲では、ポイントでの寄付は、領収書が発行されない、または寄付金控除の対象にならないと案内されていました。条件は寄付先や時期によって変わる可能性があります。税金の控除を目的にする場合は、ポイントで寄付する前に、ポイントサービスと寄付先の公式ページで領収書の扱いを確認し、必要なら寄付先へ直接寄付する方法を選びます。この記事は税務上の取り扱いを判断するものではありません。

失効前のポイントを寄付するメリット・注意点

メリット
  • 使い切るために不要な買い物をしなくてよい
  • dポイントのように1ポイントから寄付できるサービスがある
  • 店舗に行かず、公式サイトから申し込める
注意点
  • 申し込み後に取り消せない場合がある
  • 寄付先の活動内容は自分で確認する必要がある
  • 領収書が出ず、寄付金控除に使えない場合がある

失効の直前は、認証の手続きやシステムメンテナンスで申し込めないことも考えられます。寄付すると決めたら、期限ぎりぎりではなく余裕をもって申し込みます。

「使い切る・交換する・寄付する」の判断基準

状況選び方
普段の買い物で使える店がある使う。いつもの支払いに充てれば現金の支出が減る
よく使うポイントに交換でき、最低交換数に届いている交換する。手数料や交換レートを確認する
使う予定がなく、交換の最低数にも届かない。寄付先に賛同できる寄付する。失効させるより活かせる

寄付は「使い道がないときの最後の手段」ではなく、使う・交換するに並ぶ3つ目の選択肢です。交換の基本はポイント交換とは?、少額のポイントを支払いに充てる方法は端数支払いでポイントを使う方法で解説しています。

ポイント寄付前のチェックリスト

  • 受付中か寄付先が、公式ページの一覧に現在掲載されているか
  • 寄付先の活動寄付が何に使われるかを、寄付先の公式サイトで確認したか
  • 単位と最低数1ポイント単位か、1口単位か。手持ちのポイントで足りるか
  • 使えるポイントの種類期間限定ポイントが使えるか
  • 取り消し申し込み後にキャンセルや変更ができるか
  • 領収書領収書が必要な場合、発行されるか
  • 認証の準備ログインIDや、認証コードを受け取る電話番号・メールアドレスが使えるか
  • 公式の入口検索広告やメールのリンクではなく、公式アプリや公式サイトから開いたか

寄付や募金をかたる偽サイトにも注意が必要です。見分け方はポイ活詐欺・偽サイトを見分ける方法で解説しています。

よくある質問

ポイントは何ポイントから寄付できますか?

サービスによって違います。dポイントは1ポイントから1ポイント単位で、Pontaポイントは特典交換の「社会貢献」から1口50ポイントで寄付できます(2026年10月6日確認)。

期間限定ポイントも寄付に使えますか?

dポイントは、期間・用途限定ポイントも寄付に使えると公式に案内されています。ほかのポイントは扱いが異なる場合があるため、各サービスの公式ページや申し込み画面で確認してください。

ポイントで寄付すると寄付金控除を受けられますか?

受けられない場合があります。dポイントの寄付では領収書・受領書が発行されず、控除を希望する場合は直接基金へ寄付するよう案内されています。Vポイント募金も、税制上の寄付金として扱うことはできないと案内されています。控除を目的にする場合は、寄付の前に各サービスと寄付先の案内を確認してください。

寄付した後に取り消すことはできますか?

dポイントの寄付は、申し込み後のキャンセル・変更ができません。Vポイント募金も、一度寄付したポイントは戻せないと案内されています。ほかのサービスは寄付先ごとの案内を確認し、ポイント数と寄付先を確かめてから申し込んでください。

寄付先はどこで確認できますか?

各ポイントサービスの公式ページで確認できます。dポイントは「寄付につかう」、PontaポイントはPonta特典交換の「社会貢献」に、現在受け付けている寄付先が掲載されています。

失効しそうな少額のポイントでも寄付できますか?

dポイントのように1ポイントから寄付できるサービスなら、少額でも寄付できます。認証の手続きに時間がかかることがあるため、有効期限の当日ではなく余裕をもって申し込むのがおすすめです。

まとめ

この記事のまとめ
  • ポイントは、使う・交換するのほかに、寄付するという選択肢がある
  • dポイントは1ポイントから1ポイント単位で寄付でき、期間・用途限定ポイントも使える
  • Pontaポイントは特典交換の「社会貢献」から1口50ポイントで寄付できる
  • 期間限定ポイントが使えるかはサービスごとに違う。dポイントのルールをほかのポイントに当てはめない
  • dポイントは申し込み後に取り消せず、領収書も発行されない。ほかのポイントは寄付先ごとに条件を確認し、寄付金控除が目的なら直接寄付を検討する

参照した公式情報

2026年10月6日に確認した公式情報をもとに作成しています(Gポイントのサービス停止は2026年10月10日に確認して反映)。寄付先・受付期間・条件は変更される場合があるため、申し込む前に各サービスの公式ページで最新の内容を確認してください。この記事は特定の寄付先をすすめるものではなく、税務上の助言でもありません。