結論からいうと、イオン銀行では給与受取や対象の公共料金・国民年金保険料の口座振替など、対象カードを保有したうえでの取引に応じてWAON POINTが貯まります。一方、「イオン銀行Myステージ」で貯まる「イオン銀行スコア」はWAON POINTそのものではなく、ATM・振込手数料などの優遇を決めるための別の仕組みです。この記事では、WAON POINTが貯まる銀行取引の条件、Myステージとの違い、イオン銀行でのポイ活が向いている人までを、公式情報にもとづいて整理します。ウエルシアなど店舗でのWAON POINTの一般的な貯め方は扱わないため、店舗での貯め方はWAON POINTの貯め方をご覧ください。

1. イオン銀行ではどんな取引でWAON POINTが貯まる?

まず、イオン銀行の特典は「WAON POINTが貯まるもの」と「イオン銀行スコアが貯まるもの(Myステージ)」の2系統に分かれています。両者を混同しないよう、代表的な取引を表で整理します。

取引貯まるもの目安
給与受取(「給与」と記載された入金)WAON POINT毎月10ポイント
対象の公共料金・国民年金保険料の口座振替WAON POINT1件につき毎月5ポイント
イオンカードセレクトの契約・利用、WAON利用などイオン銀行スコア(Myステージ)取引内容に応じて点数が加算され、翌々月のステージ判定に反映
MyステージのステージATM・振込手数料の優遇ステージに応じて無料回数が変動(ポイントではない)

情報確認日:2026年9月10日。条件は変更される場合があるため、最新情報はイオン銀行公式サイトでご確認ください。

2. 給与受取でWAON POINTを貯める条件

イオン銀行を給与受取口座に指定し、「給与」として発信された入金があった場合、毎月10WAON POINTが進呈されます。ポイントの対象になるのは給与振込として発信された入金のみで、月に2件以上の給与振込があった場合でもポイントは10ポイントです。

  • 対象カード:イオンカードセレクト、イオン銀行キャッシュ+デビットなど
  • 条件:イオン銀行口座を給与受取口座に指定し、「給与」と記載された入金があること
  • ポイント数:毎月10WAON POINT(複数件でも月10ポイントが上限の扱い)
  • 付与時期:給与振込の翌月17日中に順次進呈
⚠ 2026年3月から進呈ポイントの名称が変更

2026年2月までの進呈分は「電子マネーWAONポイント」、2026年3月1日以降の進呈分は「WAON POINT」に統合されています。すでに進呈された電子マネーWAONポイントは、有効期限まで引き続き利用できるとされています。

参考:イオン銀行「イオンカードセレクト」、イオン銀行「WAON POINT統合に関するお知らせ」

3. 公共料金・国民年金保険料の口座振替で貯める

イオンカードセレクトやイオン銀行キャッシュ+デビットなどの対象カードを保有し、対象の公共料金・国民年金保険料を口座振替で支払うと、1件につき毎月5WAON POINTが進呈されます。

項目内容
対象カードイオンカードセレクト、イオン銀行キャッシュ+デビットなど
ポイント数対象の口座振替1件につき毎月5WAON POINT
対象収納機関国民年金保険料、NHK、電力・ガス会社、通信キャリア、クレジットカード会社、各自治体の税金など190社以上
⚠ 対象外になる主なケース
  • 国民年金保険料を国民年金基金掛金とあわせて支払う場合
  • NHKの年払い契約など、まとめて支払う場合(その月のみポイント付与)
  • 一部の自治体が指定する特定の用途(学校給食費、介護保険料など)

参考:イオン銀行「口座振替サービス」

4. イオン銀行Myステージとは?

Myステージは、対象取引に応じて自動的に貯まる「イオン銀行スコア」をもとに、翌々月のステージを決定する仕組みです。ステージに応じてATM・振込手数料の優遇が変わります。

取引スコアの目安
イオンカードセレクトの契約毎月10点
イオンゴールドカードセレクトの契約毎月40点(契約分10点+30点)
カード利用代金の引落し1円〜2万円未満で10点、以降2万円ごとに加点(最大100点)
WAON利用1円〜1万円未満で10点、以降1万円ごとに加点(最大100点)
投信つみたて・外貨積立・iDeCo掛金各30点
インターネットバンキング登録30点
ステージ必要スコアATM手数料無料振込手数料無料
ブロンズ20点以上月1回0回
シルバー50点以上月2回月1回
ゴールド100点以上月3回月3回
プラチナ150点以上月5回月5回
⚠ イオン銀行スコア=WAON POINTではない

イオン銀行スコアは、取引月の翌々月のステージを決めるための内部的な指標で、WAON POINTのように支払いに使えるポイントではありません。キャンペーンなどを通じて、スコア達成時にWAON POINTが別途付与される場合はありますが、スコア自体をポイントとして使うことはできません。

情報確認日:2026年9月10日。参考:イオン銀行「Myステージ」

5. WAON POINTとATM・振込手数料優遇は別に考える

ここまで見てきたとおり、イオン銀行の特典は「WAON POINTとして直接貯まるもの(給与受取・対象の口座振替)」と、「Myステージのスコアを通じて手数料優遇につながるもの(カード契約・利用・WAON利用など)」に分かれます。ポイント還元だけに注目すると見落としがちですが、ATM・振込手数料の無料回数が増えることも、実質的なメリットとして考えられます。どちらか一方だけでなく、両方の仕組みを理解したうえで、自分の取引状況に合わせて活用するのがおすすめです。

6. イオンカードセレクトとの組み合わせ

給与受取・口座振替のWAON POINT特典、Myステージのスコア加算は、いずれもイオンカードセレクトなどの対象カードを保有していることが前提になります。イオンカードセレクトは、クレジットカード・キャッシュカード・電子マネーWAONが一体になったカードで、銀行取引の特典に加えて、買い物でのWAON POINT還元も受けられます。買い物時の一般的なWAON POINTの貯め方・使い方については、この記事では詳しく扱わないため、WAON POINTの貯め方をご覧ください。イオンカードセレクト以外のクレジットカードと比較したい場合はクレジットカードのポイント比較もあわせてご確認ください。

7. イオン銀行でポイ活しやすい人・向かない人

向いている人
  • 普段からイオングループのサービスをよく利用している
  • 給与受取や公共料金・国民年金保険料の口座振替をまとめたい
  • イオンカードセレクトなど対象カードをすでに持っている、または持つ予定がある
他行とも比較したい人
  • 給与受取や口座振替をすでに他の銀行にまとめている場合は、切り替えの手間と特典を比べて判断するのがおすすめです
  • WAON POINT以外の共通ポイント(楽天ポイント・dポイントなど)を軸にしたい方は、対応する銀行を比較するとよいでしょう

楽天ポイントを軸に銀行取引でポイ活したい方は楽天銀行ハッピープログラムの基本、主要ネット銀行を横断的に比較したい方はポイントが貯まる銀行を比較もあわせてご覧ください。貯まったWAON POINTを日常の買い物で活用したい方はウエルシアのポイント制度も参考になります。

よくある質問

給与振込はいくらでも対象ですか?

金額の条件は公式に明記されていません。「給与」として発信された入金であることが条件で、月に2件以上の給与振込があった場合でも、WAON POINTは月10ポイントです。

口座振替なら何でもポイント対象ですか?

対象の公共料金・国民年金保険料の口座振替が対象で、対象収納機関は190社以上とされています。国民年金基金掛金とあわせて支払う場合や、NHKの年払いなどまとめて支払う場合(その月のみ対象)、一部自治体の特定用途(学校給食費・介護保険料など)は対象外となる場合があります。

MyステージのスコアをWAON POINTとして使えますか?

使えません。イオン銀行スコアはステージ判定用の内部的な指標で、WAON POINTのように支払いに使えるポイントとは別のものです。

イオン銀行ATMはいつでも無料ですか?

いいえ。Myステージのステージに応じてATM手数料の無料回数が決まる仕組みで、ステージによって無料回数は異なります(ブロンズで月1回など)。無条件にいつでも無料になるわけではありません。

この記事のまとめ
  • WAON POINTが貯まるのは、給与受取(毎月10ポイント)や対象の口座振替(1件につき毎月5ポイント)などの取引
  • イオン銀行スコア(Myステージ)はWAON POINTとは別物で、ATM・振込手数料の優遇を決めるための仕組み
  • いずれもイオンカードセレクトなど対象カードの保有が前提になる
  • 2026年3月以降、進呈ポイントの名称は「WAON POINT」に統一されている

イオン銀行は、給与受取や公共料金の口座振替といった普段の銀行取引を、WAON POINTと手数料優遇の両方につなげやすいサービスです。対象条件や特典内容は変更される場合があるため、利用前にイオン銀行公式サイトで最新情報を確認しましょう。