クレジットカードを選ぶとき、「還元率」よりも先に「普段どの共通ポイントを貯めているか」から考える方法もあります。この記事では、dポイント・楽天ポイント・Ponta・Vポイント・PayPayポイントのそれぞれについて、カード利用でそのまま貯まる「直接貯まる」カードと、カード独自のポイントを貯めてから交換する「交換して貯める」カードを分けて整理しました。個別カードの詳しい使い方は、それぞれのリンク先記事もあわせてご覧ください。

「直接貯まる」と「交換して貯める」の違い

A. 直接貯まる
  • カード利用額に応じて、対象の共通ポイントがそのまま加算される
  • 交換の手続きや手数料が不要な場合が多い
  • レートの目減りが起きにくい
B. 交換して貯める
  • まずカード独自のポイントが貯まり、共通ポイントへの交換手続きが必要
  • 交換単位(最低ポイント数)が決まっている場合がある
  • 期間限定ポイントなど、交換の対象外になるポイントがある場合がある

「このカードを使えば〇〇ポイントが貯まる」と紹介されていても、AとBでは手間もレートの安定性も異なります。以下では、共通ポイントごとにA・Bを分けて整理します。

dポイントを貯めたい

区分 カード 内容
A. 直接貯まる dカード 100円(税込)ごとに1pt=1.0%。dポイント加盟店やdカード利用代金への充当に利用可能
B. 交換して貯める リクルートカード 1.2%で貯まるリクルートポイントを、1ポイント単位でdポイントへ交換可能(期間限定ポイントは交換対象外となる場合がある)
  • d払いとの関係:dカードはd払いの支払い方法として登録でき、d払い経由の利用でも通常のdポイントが貯まる仕組みが用意されています
  • 特約店:マツキヨココカラ、スターバックス、髙島屋など40店舗以上のdカード特約店で還元率が上乗せされます(店舗ごとに率が異なるため要確認)
  • 年会費:dカードは永年無料
  • 向いている人:普段からdポイントやd払いを利用している方、ドコモ回線を利用している方

dカードの使い方をさらに詳しく知りたい方はdカードはポイ活におすすめ?dポイントを貯めやすい人の特徴で解説しています。dポイント自体の基本は共通ポイント比較ページもご覧ください。

楽天ポイントを貯めたい

区分 カード 内容
A. 直接貯まる 楽天カード 100円(税込)ごとに1pt=1.0%。楽天市場等の楽天サービスで1pt=1円として利用可能
B. 交換して貯める 今回比較した9枚の中では確認できず 独自ポイントから楽天ポイントへ交換できるカードは、今回の調査範囲では見つかりませんでした
  • 楽天市場との関係:楽天市場でSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象サービスを組み合わせて利用すると、還元倍率が上乗せされます(条件付き)
  • 特約店:楽天市場以外の街の店舗では、楽天ポイントカードの提示・楽天ペイなど、カードとは別の手段で貯める場面もあります
  • 年会費:楽天カードは永年無料
  • 向いている人:楽天市場をよく利用する方、楽天モバイル・楽天銀行など楽天経済圏のサービスを複数利用している方

楽天カードの使い方をさらに詳しく知りたい方は楽天カードはポイ活に向いている?メリットと注意点を初心者向けに解説で解説しています。

Pontaを貯めたい

区分 カード 内容
A. 直接貯まる au PAYカード 100円(税込)ごとに1pt=1.0%。au携帯電話・auひかり等の通信料金は還元率アップの対象外で、基本の1%のまま(通信料金の高還元はau PAYゴールドカード限定)
B. 交換して貯める リクルートカード 1.2%で貯まるリクルートポイントを、1ポイント単位でPontaポイントへ交換可能(期間限定ポイントは交換対象外)
  • au PAYとの関係:au PAY残高への「不足額チャージ・一定額チャージ」は、au/UQ mobile・povo1.0契約者向けの「ポイントアップリワード」の対象で、条件達成により最大1.5%(月間500ポイント上限)が上乗せされます。ただし通信料金合算チャージや金額指定チャージなどは対象外です
  • 特約店:リクルートカードは、じゃらんnet・Hot Pepper Beauty・ホットペッパーグルメなどリクルート系列サービスで還元率が上乗せされます
  • 年会費:au PAYカード・リクルートカードともに永年無料
  • 向いている人:au・UQ mobileを利用している方、じゃらんnetやホットペッパー系列をよく使う方

Vポイントを貯めたい

区分 カード 内容
A. 直接貯まる 三井住友カード(NL) 200円(税込)ごとに1pt=0.5%。対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダー利用時は最大7%(条件付き)
B. 交換して貯める 今回比較した9枚の中では確認できず 独自ポイントからVポイントへ交換できるカードは、今回の調査範囲では見つかりませんでした
⚠ タッチ決済の条件に注意
  • 三井住友カード(NL)の最大7%還元は、対象のコンビニ・飲食店でのスマホによるタッチ決済またはモバイルオーダーが条件です
  • カードの差し込み・磁気取引・iD払いはこの上乗せの対象外で、通常の0.5%還元になります
  • 対象店舗・還元率は変更される場合があるため、利用前に公式サイトで最新情報を確認してください
  • 年会費:三井住友カード(NL)は永年無料
  • 向いている人:対象のコンビニ・飲食店を日常的に利用する方、スマホでのタッチ決済に抵抗がない方

三井住友カードの使い方をさらに詳しく知りたい方は三井住友カードでVポイントを貯める方法!対象店舗とタッチ決済の基本で解説しています。

PayPayポイントを貯めたい

区分 カード 内容
A. 直接貯まる PayPayカード 200円(税込)ごとに1.0%(2pt)。公共料金・税金は0.5%
B. 交換して貯める 今回比較した9枚の中では確認できず 独自ポイントからPayPayポイントへ交換できるカードは、今回の調査範囲では見つかりませんでした
  • PayPayとの関係:PayPayカードはPayPayアプリに登録して「PayPayクレジット」(後払い)として利用できますが、PayPay残高のオートチャージ元として設定することはできません(オートチャージは銀行口座などに限られます)。PayPay残高払いとPayPayクレジット払いは別の支払い方法として扱われる点に注意してください
  • 特約店:Yahoo!ショッピング・LOHACOでは最大5%(LYPプレミアム会員は最大7%)
  • 年会費:PayPayカードは永年無料
  • 向いている人:PayPayやYahoo!ショッピングを日常的に利用している方

よくある質問

「直接貯まる」と「交換して貯める」は何が違いますか?

直接貯まるカードは、利用額に応じてそのまま対象の共通ポイントが加算されます。交換して貯めるカードは、まずカード独自のポイントが貯まり、それを共通ポイントへ交換する手続きが必要です。交換の際にレートが変わったり、期間限定ポイントが対象外になったりする場合があるため、仕組みが異なる点に注意してください。

複数の共通ポイントを一度に貯めることはできますか?

1回の支払いで複数の共通ポイントを同時に満額貯められるとは限りません。カードによっては、選べる共通ポイントが1種類に限定されている場合や、独自ポイントとの併用条件が細かく決められている場合があります。

PayPayポイントも共通ポイントに含めていいですか?

PayPayポイントも幅広い場面で使える点で共通ポイントに近い性質を持つため、この記事ではd・楽天・Ponta・Vポイントとあわせて紹介しています。

まとめ

貯めたい共通ポイントが決まっている場合は、還元率だけでなく「直接貯まるか、交換して貯めるか」も確認すると、より確実にポイントを活用できます。カードごとの年会費・基本還元率を総合的に比較したい方はクレジットカードのポイント徹底比較、ANA・JALのマイルを貯めたい方はマイルが貯まるクレジットカード比較もあわせてご覧ください。共通ポイントそのものの基本を知りたい方は共通ポイント5種の比較ページもご覧ください。

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