「東京ガスの電気」の家庭向け電気料金メニュー「基本プラン」は、東京ガスの都市ガスとあわせて契約すると「ガス・電気セット割」が使える電気料金メニューです。基本料金・電力量料金に加えて燃料費調整額がかかる仕組みで、燃料費調整額には上限が設けられていない点が特徴です。この記事では、基本プランの料金の仕組み、対象エリア、セット割の条件、切り替えの流れと注意点を、公式情報にもとづいて解説します。

基本情報

項目内容
サービス名東京ガスの電気「基本プラン」
運営会社東京瓦斯株式会社(東京ガス)
対象となる契約契約電流10〜60A、または契約容量6kVA以上50kVA未満
対象エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・静岡県(富士川以東)
燃料費調整額上限なし
ガス・電気セット割電気料金(基本料金+電力量料金、税込)の0.5%を割引(要申込)

情報確認日:2026年9月15日。参考:東京ガス公式「基本プラン」、電気供給エリア。料金・エリア・割引条件は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

電気料金の仕組み

基本プランの毎月の電気料金は、「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の合計で決まります(公式サイト確認)。

契約電流・容量基本料金(税込・月額)
10A311.74円
15A467.61円
20A623.48円
30A935.22円
40A1,246.96円
50A1,558.70円
60A1,870.44円
契約容量(6kVA以上)1kVAにつき311.74円
使用量の区分電力量料金(税込・1kWhあたり)
最初の120kWhまで29.70円
120kWh超300kWhまで35.69円
300kWh超過分39.50円

電力量料金は使用量が増えるほど1kWhあたりの単価が上がる3段階制です。これに、燃料価格の変動に応じて増減する燃料費調整額と、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算され、合計金額から円未満は切り捨てられます(公式サイト確認)。料金は改定される場合があるため、契約前に必ず最新の料金表を公式サイトでご確認ください。

燃料費調整額の注意点

⚠ 燃料費調整額に上限はありません

東京ガス公式によると、基本プランの電気料金には燃料費調整額の上限が設けられていません。燃料価格が高騰した場合、上限のある規制料金プランと比べて割高になる可能性があります。「必ず他社や規制料金より安くなる」とは限らないため、燃料価格の動向も踏まえて検討することをおすすめします。

燃料費調整単価は、平均燃料価格と基準燃料価格(1キロリットルあたり86,100円)の差に基準単価(1kWhあたり0.183円、消費税相当額を含む)を掛けて算出されるとされています(公式サイト確認)。燃料価格の動向によってプラスにもマイナスにもなり、毎月変動する仕組みです。

電気供給エリア

  • 対象都県:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・静岡県(富士川以東)
  • 離島にお住まいの方は対象外
  • 建物全体で一括して電気契約をしている集合住宅・ビル(一括受電)にお住まいの方は対象外

東京ガスの都市ガス供給エリアと、電気の供給エリアは範囲が異なります。ガスを契約していない地域にお住まいの方でも、電気の対象エリア内であれば基本プランを申し込める場合がありますが、エリアの詳細は必ず公式サイトでご確認ください。

ガス・電気セット割

東京ガスの都市ガスと基本プランを両方契約すると、「ガス・電気セット割(定率B)」により、毎月の電気料金(基本料金+電力量料金の合計、税込)から0.5%相当額が割引されます(円未満切り捨て、公式サイト確認)。

  • ガスと電気の使用場所が同じであること
  • ガスと電気の契約者が同じであること
  • ガスと電気の支払い方法(クレジットカード・口座等)が同じであること
⚠ セット割は自動適用ではありません

ガス・電気セット割は、条件を満たしていても自動的には適用されず、別途申込みが必要です(公式サイト確認)。ガスと電気の両方を東京ガスで契約している方は、申込み漏れがないか確認しておくと安心です。

新規申込特典・キャンペーン

2026年9月15日時点で、東京ガスの公式サイトでは、基本プラン・ずっとも電気3を対象に、新規申込みで基本料金1ヶ月分が無料になるキャンペーンが案内されています(公式サイト確認)。ただし、このキャンペーンは「都合により終了する場合があります」と明記されており、恒久的な特典ではありません。適用条件や対象・除外条件の詳細(注記あり)は、申込み直前に必ず公式サイトでご確認ください。なお、本サイトが受け取るアフィリエイト報酬は運営者側の収益であり、読者が受け取れる特典やポイントではありません。

切り替えの流れ

  1. STEP1:必要な情報を確認する検針票や現在契約している電力会社のマイページなどで、供給地点特定番号(22桁)、契約名義、お客さま番号を確認します。
  2. STEP2:公式サイトから基本プランに申し込むWeb上で必要事項を入力して申し込みます。
  3. STEP3:現在の電力会社への解約手続きは不要公式サイトによると、現在契約している電力会社の解約手続きは東京ガス側で行うため、利用者自身が連絡する必要はないとされています。
  4. STEP4:必要な場合のみスマートメーターの交換スマートメーターが未設置の場合は、送配電事業者から日程調整の連絡があります。設置済みの場合は不要です。
東京ガスの電気「基本プラン」を公式サイトで確認する 公式サイトへ移動します

支払い方法、契約期間、解約金、解約手続き

支払い方法は、クレジットカード払いに対応しており、都市ガス契約がある場合はガス料金とまとめて請求することもできるとされています(公式サイト確認)。口座振替など、その他の支払い方法の詳細は公式サイトでご確認ください。最低契約期間や解約金については、本記事作成時点(2026年9月15日)で確認できた公式ページの範囲では明確な記載が見当たりませんでした。契約前に、重要事項説明や約款など公式の最新情報で必ずご確認ください。

メリットとデメリット

  • 都市ガスとのセット割で、毎月の電気料金(基本料金+電力量料金)が0.5%割引になる
  • 現在契約中の電力会社への解約手続きが不要で、来店なしで申し込める
  • 燃料費調整額に上限がないため、燃料価格が落ち着いている時期は上限付きプランより有利になる可能性がある
⚠ 利用前に確認したいポイント
  • 燃料費調整額に上限がないため、燃料価格が高騰した場合は上限のある規制料金プランより割高になる可能性がある
  • 対象エリアは9都県(静岡県は富士川以東のみ)に限られ、離島や一括受電の建物は対象外
  • ガス・電気セット割は自動適用ではなく、別途申込みが必要
  • 新規申込特典は東京ガスの都合により終了・変更される場合がある

向いている人・慎重に比較したい人

  • 東京ガスの都市ガスも契約していて、セット割でまとめてお得にしたい方
  • 対象エリア内に住んでいて、解約手続きの手間をかけずに電力会社を切り替えたい方

一方で、燃料価格の変動リスクを避けたい方や、上限付きの規制料金プランと確実に比較してから決めたい方は、燃料費調整額の仕組みの違いを理解したうえで、他のプランともあわせて比較検討することをおすすめします。

よくある質問

基本プランはどんな人が対象ですか?

契約電流10〜60A、または契約容量6kVA以上50kVA未満で、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・静岡県(富士川以東)にお住まいの方が対象です。離島や一括受電の集合住宅・ビルにお住まいの方は対象外です。

東京ガスの都市ガス契約がないと申し込めませんか?

電気の基本プランのみでも申し込めます。ただし、ガス・電気セット割を利用するには、東京ガスの都市ガスと基本プランの両方を、同じ使用場所・同じ契約者で契約している必要があります。

燃料費調整額に上限はありますか?

基本プランには燃料費調整額の上限が設けられていません。燃料価格が高騰した場合、上限のある規制料金プランより高くなる可能性があります。

今契約している電力会社への解約手続きは自分でする必要がありますか?

不要とされています。公式サイトによると、現在の電力会社の解約手続きは東京ガス側で行うため、利用者が別途連絡する必要はありません。

ガス・電気セット割は自動的に適用されますか?

自動適用ではありません。条件を満たしていても、別途申込みが必要です。

この記事のまとめ
  • 東京ガスの電気「基本プラン」は、基本料金+3段階の電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金で電気料金が決まる
  • 対象エリアは9都県(静岡県は富士川以東)で、離島・一括受電の建物は対象外
  • 都市ガスとのセット割は要申込みで、電気料金(税込)の0.5%が割引される
  • 燃料費調整額に上限がないため、燃料価格次第では規制料金プランより高くなる可能性もある

東京ガスの電気「基本プラン」は、都市ガスとのセット割や解約手続きの手間の少なさが魅力ですが、燃料費調整額に上限がない点は必ず理解したうえで検討したいポイントです。気になった方は、公式サイトで対象エリアや最新の料金をご確認ください。